「スタンフォード・プチ留学(2025夏①)」の報告レポート!
2025年8月に、スタンフォード・プチ留学プログラムを実施しました!
今回は高校生4名、大学生5名、引率社会人1名の10名が参加!
■Day 0



実際の留学同様、各自でパスポート・航空券を手配!(Zipair・運営サポートあり)
空港で皆で待ち合わせして出発。
初めて会うはずなのに、なぜか皆既に仲良し!
ドキドキの初日がスタートです!
■Day 1



午前:心のブレーキ解除ワークショップ
午後①:スタンフォード大学院生インタビュー
午後②:Stanford Campus Visit
初日からスタンフォードに行って、午前中はワークショップを実施。
自分の挑戦を止めてしまう心のブレーキは何なのかの根源を探り、
挑戦ができるように変わるための第一歩を踏み出しました。
午後は、スタンフォード航空宇宙工学大学院で研究をしている方にインタビュー。
好きな分野の中からどうやって自分が取り組みたいテーマを見つけたのか、
どうやって挑戦をして来たのか、何を意識してきたのか、ためになる話が盛りだくさん!
聞いているだけで自分の思考がアップグレードされるような刺激的な時間でした。
リスクの捉え方が全然違う!と新鮮な気づきが得られました!
その後はスタンフォードのキャンパスを巡り、
デザインシンキングが教えられているd.schoolも訪問。
朝は圧倒されたスタンフォードの空気にも少しずつ慣れてきた感じ。
充実の1日目が終了。
明日はどんな学び・経験が待っているか!?
■Day 2



午前:心の源泉発見ワークショップ
午後①:日本人学校元校長先生の講義
午後②:Foothill College Campus Visit
二日目も朝からスタンフォードに訪問。
高校生・大学生だとどうしても目の前の受験や就活が気になってしまいますが、
本当に心が望んでいることは何か、その想いはどこから来るのか、
これかで考えなかったような遠く&深くに考えを巡らせました!
少しずつ考えや気持ちを言葉にしていくことで、自分の「テーマ」に近づいていきます。
午後は、約30年シリコンバレーの日本人学校で教育に携わって来られた教育のプロから
長年の経験から培った人生訓を教えて頂きました!
「私は一人一人の明るい未来を確信している」という力強い言葉がとても印象的でした!
信じることの大切さを教えてもらいました。
そこから場所を変えて、全米でもトップ水準のコミュニティカレッジの
Foothill Collegeに訪問し、キャンパスをガイドしてもらいレクチャーも受けました。
日本の大学と異なる充実した選択肢、自分の目指す分野を専門的に学べる機会があり、
何人かは将来コミュニティカレッジを受験したい!という思いが芽生えていました!
また、その場所からZoomでスタンフォードの教育大学院でAI✕データサイエンス✕教育で
研究をされている方にインタビュー。
世界的にも新しい分野を走る日本人の若手研究員の話はとても刺激的で感化されました。
深く自分の中を見にいくと共に、多くの刺激を受けた2日目。
Day0・Day 1と皆の仲も一層深まり、宿泊先でも真剣に語り合う姿が印象的でした。
■Day 3



午前:スタンフォード卒業生✕起業家
午後①:Life Designワークショップ
午後②:Jane Lathrop Stanford Middle School訪問
3日目もスタンフォードへ!
スタンフォード経営大学院卒で環境分野でスタートアップで働きつつ
起業もしている外国人の方にインタビュー。
どうしてそんな挑戦を続けられるのか、その源泉は何なのか、
自分達の想いと照らし合わせながら想いと思考が巡る時間♪
これまでの2日間で、
自分の心のブレークを外すワークショップをやり、
自分の本音の源泉に迫るワークショップをやって、
その間に、様々な分野で挑戦をしている人の話を聞き、
大きな刺激を受けて自分のまだ見ぬ可能性を探って来ました。
3日目の午後はDesign Thinking(デザイン思考)を人生設計に当てはめた
Life Designワークショップを実施。考えや想いを話し合い、
段々と心が向いている方向性を言葉にできるようになって来ました。
夕方は、シリコンバレー現地の中学校に訪問。
学生の進路や心のメンタルをサポートするカウンセラーの話を聞きました。
日本の学校との違いがよく分かり、教育の在り方を考える貴重な時間でした。
夜も帰ってから振り返りやワークの続きを話したり、充実感溢れる毎日です。
■Day 4



無人運転タクシーWaymo乗車
教育スタートアップ社員とランチ
ケーブルカー乗車
この日は土曜日で一日サンフランシスコ観光♪
脳をフル稼働して来た3日間ですが、この日はリフレッシュ!
無人で自動運転で走るWaymoに乗って最先端のテクノロジーを体感したり、
教育スタートアップで働く女性の話を聞きながらBistro Boudinでクラムチャウダーを食べたり
Pier 39(観光名所の港町)やGhirardelli(老舗チョコレート屋)に行ったり、
ケーブルカーに乗りながら急こう配のサンフランシスコの街並みを走ったり、
サンフランシスコを満喫しました!
真剣に悩んで相談し合った仲間と一緒だからこそ、最高の思い出になる!!
■Day 5



Costcoでお買い物
BBQディナー
ナイトプール
午前は、一人一人がD-COMPASSメンバーと個別面談し、
この1週間で感じた自分の将来への展望や想いの原点を振り返ると共に、
帰国後どういうことに挑戦したいか、そのテーマを決めました。
事前&現地研修だけでなく、帰国後の事後研修もプログラムの一環です。
Backyard BBQ(裏庭でのバーベキュー)も大切な海外・留学経験。
午後はみんなで役割分担してCostcoやスーパーでBBQの準備。
お肉選びももちろん真剣です(笑)
何でもないお肉・野菜でも、みんなで準備してみんなで作って
みんなで食べたら最高においしい!!
もうこの頃には、みんな親友・姉妹・兄弟・親子のような仲で
何でも相談し合える、自分の素を見せられる、本音で語り合える
そんな関係になっていました!
裏庭のナイトプールも堪能♪
■Day 6



午前:連続起業家の講義
午後①Waymo開発者インタビュー
午後②Googleplex訪問
いよいよプログラムも最終日。
午前は、大学中に起業し、上場も経験、その後また起業し、
現在はアメリカでのビジネスに挑戦をされている、
めちゃめちゃ経験豊富な方から貴重な講義を受けました!
この日までに自分の想いも整理し、関心や課題が見え、
挑戦力も高まっていたので、どんどん質問が飛び出しました!
苦手なことは無理にやらなくていい、
好きなこと続けられることを長く取り組めば自分の強みになる、
自分の人生は自分で決めて自分で責任を取る、
結果は+も-もあるが努力は自分の+にしかならない
やってみて次の日にやめたも全然あり
失敗したことは?と聞かれても全部必要な経験だと思うから失敗が思い浮かばない
みんなの質問が数々のキーフレーズ・エピソードを引き出し、
それぞれが何かしら重要な言葉をもって帰ったのではないかと思います。
この数日間のみんなの成長が実感できると共に、
自分で必要なことを聞き吸収していく姿を見て、
今後の成長も確信できた時間でした。
午後は一部のメンバーは、なんとWaymoのオフィスに訪問し、
開発に携わる社員とお話することが出来ました!
「Waymoが目指しているのは無人運転ではない、自動車事故を無くすことだ」
「そのビジョンに惹かれて世界中から優秀な開発者が集まってくるんだ。」
会社や仕事ってそうやって決めるんだ!と新たな視点を頂きました。
最後は旅の締めくくりとしてGoogleplexを訪問。
広大なGoogleの会社・カフェ・ショップを堪能しました。
■ギャラリー



頼りになる二人
姉妹のような三人
みんないい顔



兄弟のような三人
バディーになった二人
ここでもバディー



どこでもバディー
いつでもバディー
突撃でもバディー





















■まとめ
あっという間の1週間。
皆、来た時よりぐっと自信のある顔になって帰りました。
こんなに深く自分と向き合ったことはなかったのではないでしょうか?
この一週間、移動時間や宿泊先の夜の時間、みんなで時間を共にする中で、
自分の理解を深めると共に、お互い質問や指摘したりしながら、
全員で理解を深め合いました。
本当は胸に秘めていた思いを言葉にできるようになる
なぜかわからないけどぼんやり感じていたことの理由が分かる
誰にも言えなかったけど密かに思っていたことに挑戦できるようになる
これまで全く考えたこともなかった方向に心が傾く
自分の弱みだと思っていたことが強みだったことに気づく
幼少期の辛さや悲しみを吐露することで一皮向ける
これまでの選択・行動が一つの線としてつながる
自分の挑戦を阻んでいたのは実は自分自身だったことに気づく
これまでとリスクに対する考え方が全く変わる
今までなぜか消極的だったがなぜか前向きに考えられる
素直に留学・起業をしたいと言えるようになる
自分にもちゃんと想いが宿っているんだと感じられるようになる
今までの自分を認められるようになる
それぞれに大事な変化がたくさんあったはずです。
今回のメンバーは、特にみんな仲がいいことがとても印象的でした。
渡米のフライト前に既に打ち解け合っていましたが(笑)
現地での時間を通じて、まるで家族のような信頼感が生まれていました。
もしかしたら、みんなにとっての一番の収穫は、
失敗した時に支えてもらえる、帰るところがある、
そう思える仲間に出会ったことかもしれません。
家族・友達・先生には言えない弱音を吐いたり、涙を流したり、
茶化したり、ふざけあったり、特別な関係が出来たと思います。
改めて、退職して起業して良かった!と心底思える旅でした!
みんな、参加してくれて、真剣に取り組んでくれて、
全力で楽しんでくれて、どうもありがとう!!
帰国後も2ヶ月間、事後プログラムで伴走するので、より飛躍しよう!